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三浦 昭彦; 川根 祐輔; 大内 伸夫; 宮尾 智章*
Proceedings of 3rd International Beam Instrumentation Conference (IBIC 2014) (Internet), p.430 - 434, 2015/04
J-PARCリニアックのエネルギー増強において、新しいACS加速空洞を開発、設置した。この空洞の加速周波数は972MHzであり、この空洞より上流に設置されている加速空洞の周波数に比べ3倍大きい。このため、加速しているビームの位相方向のミスマッチが発生し、大きなビームロスにつながる可能性がある。そこで、ミスマッチ抑制にカギとなる位相方向のビームプロファイル測定をするためのバンチシェイプモニタを開発した。このモニタを、2012年の夏にビームラインに設置し、ビームの調整や計測に使用したが、真空圧力の上昇によりビーム運転を止める事象が頻発した。このため、ビームラインよりバンチシェイプモニタを一時取り外し、真空に関する試験、真空排気装置の追加などの改良を行った。本論では、この真空試験の結果について説明するとともに、追加した真空排気系レイアウトについて紹介する。